石川県能登地方の6月は梅雨真っ只中。水を好むブルーベリーにとっては良い反面、雨雲による日照不足も重要な問題です。またこの時期の気候はブルーベリーの成熟量や速度を決める大事な時期なのです。
6月のブルーベリーは梅雨による日照不足と寒暖の差が成熟時期を決める
ブルーベリーの花も落ち所々に実がなり、6月にもなると少しづつ実が色づき始めます。ブルーベリーのその年の成果を決定づける重要な要素として以下があります。
・蜂の量と活動量
・雨と日照時間
蜂の量と活動量
蜂は春先に咲いたブルーベリーの花に集まり、ブルーベリーの受粉を手伝ってくれます。蜂の活動はブルーベリー農家にとって無くてはならない存在です。
そんな蜂の量と活動量は受粉に影響を及ぼし、蜂の量が減ったり活動量が下がるとブルーベリーの実も成熟に差が出てきます。
今年の蜂たち
では今年はどうだったかと言うと、例年に比べ蜂の量が少なかったのに加え朝晩の温度差が大きかった為活動量が低下、昨年の同時期に比べると10日程遅れているような気がします。
雨と日照時間
水を好むブルーベリーにとって雨は大好物です。しかし一方で日照不足は成熟時期を左右する問題です。長雨が続き日照不足が起こると成熟が遅れ、さらに温度差が生じる事でも成熟は遅れてしまいます。
今年は例年よりも朝晩の冷え込みで日中との寒暖の差が激しく、こちらも成熟時期を遅らせる結果となりそうです。
10日程遅れていますが元気に育っています

2日前真っ青だった実もうっすらピンクに色づき始め、今日はふわっとブルーベリーらしい紫色になり始めた実もあります。 日に日に収穫が近づいていますので皆さんご安心ください。
ご予約受け付けています
昨年に比べて少しだけ収穫が遅れそうですが、実をつけ順調に育っている能登の無農薬ブルーベリーたち。今年の出荷予約はまだまだ受付中です。ご注文頂いた方から順次出荷致しますので、ぜひお早めにご注文下さい。
ご注文はひらみゆき農園のネットショップからご注文下さい。
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